学校の机ができるまで
ヒノキクラフト

カタログ 作り手の気持ちが、使い手に伝わるように、
 学校の机ができるまでの工程を解説しました。
 これだけ人の手がかかってできる製品です。
 大切に使ってください。
 詳細はshop@kagus.netまでお問い合わせください。

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学校の机ができるまで
なぜ今、木製が注目されるのか
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伐採 伐採

原料は、静岡市の安倍川上流域で育ったヒノキと杉。計画的に、人の手で育てられた一人前の材です。切ることが自然破壊につながることもあり得るような、何百年もかけて育った広葉樹などとは異なり、切って、新たに苗を植えて、間伐、枝打ちなどの工程を行い、よりよい木を育てていく植林という仕事。森がもつ土壌や自然そのものの力を生かし、昔から行われてきた森づくりです。



製材 搬入・製材

伐採した木を山から町へ運び、木を板状にカットする作業。一本の丸太からいろいろな厚みに切り分ける際、板目や柾目、節の入り具合を一本一本見ながら行います。実際に切ってみないと、木の中身はわからないもの。木の特性を見極めながらの作業は、熟練の技と勘が必要です。



乾燥 乾燥

自然乾燥と人工乾燥で、材の含水率を下げます。木は、心材(中心部)と辺材(まわりの部分)の含水率が異なるため、切ったままの状態だと、反ったり割れたりと暴れます。家具はミリ単位の精度が必要とされるので、建材として使う柱などよりも、きっちりと水分をとばしてあげます。



木取り 木取り

ここからが、HINOKI CRAFTが実際に行う作業。製品に必要な部材を、仕上がり寸法よりもやや大きく切り分ける工程。このとき、節の入り具合はどうか、割れはないか、一枚一枚チェックしていきます。材に無駄がでないように計算しながら、木材の利用率を高めるのがポイントです。一つの家具にもさまざまな大きさの部材が必要となるので、この作業のスピードと確かさが、後の作業に大きく影響します。単調に見えて、頭を使う難しい作業です。



ハギ ハギ

テーブルの天板など幅の広い場所には、一枚の板だけでは足りないので、板の木端(こば)と木端を接着剤で貼りつける「接ぎ(ハギ)」という手法を使います。接着剤を大量に用いる集成材や合板などとは異なり、少量だけの使用で済みます。
ハギ2 ハギ3
木と木をぴったり隙間なく接ぐためには、時間と労力を要しますが、ここで手を抜くと、使っていくうちに段違いや割れが生じてきます。木の反り具合や節の入り方、板目か柾目か、木表木裏、一枚一枚丹念に目で確かめながら丁寧に接ぎ合わせていきます。



プレナー プレナー・サンダー

木の厚みを正確にそろえる「削り(プレナー)」と、大きなサンドペーパーで表面をなめらかにする「サンダー」の作業。一気に指定の厚みに削ろうとすると機械の刃が壊れてしまうので、微調整を行いながら何度も機械に通します。このときの表面の仕上がりが、家具の美しさに影響してきます。逆目が立たないように、慎重に、丁寧に仕上げていきます。



加工 加工

下ごしらえが終わり、ようやく木にカタチを与えていく作業に入ります。スクールデスク&チェアは、ダボ接合という方法で加工していきます。製品サイズに合わせて正確に木をカットし、木口に穴を開け、そこに木を凸型に加工したダボを埋め込みます。家具は、1ミリのズレも許されない細かな造作物なので、丁寧に、慎重に行っていきます。
加工2 加工3
接着は、プレス機(圧力をかけて挟む機械)で行っていきます。各パーツが仕上がってきました。



塗装

塗装

加工作業が終わったら、塗装をします。HINOKI CRAFTでは天然のナチュラルオイルを浸透させ、1日以上乾燥させます。オイルの状態や濃度を見極めながらきちんとふき取り、ムラがでないように注意します。このオイルは、食品衛生試験にも合格した自然素材で、木の呼吸を妨げず、木のもつ効果を最大限に引き出してくれます。



組み立て 組み立て

乾燥したパーツを、ネジなどを使って組み立てていきます。これも、すべて手を使った作業です。ひとつひとつ不出来なパーツがないかをチェックしながら、組みあげていきます。接着材で貼りつけた机も多く出回っていますが、HINOKI CRAFTではメンテナンスを考え、パーツ方式をとっています。これなら、交換したい部分だけの取り替えで済むので、経済的です。使っていくうちにガタつきが生じてきたら、またボルトを締め直せば元通りです。
ずらっと学校と机 椅子 机と椅子が、ずらっと並んだ姿は圧巻!
学校に到着できる日を、今か今かと待っています。



出荷 出荷

トラックで、納品先の小学校に運びます。傷をつけないように、慎重に積み込み、またドライバーも注意しながら運転します。子供達が教室をあける夏休み、冬休み、春休みに納めることがほとんどです。
スクールデスクチェア 長い工程を経てようやくできあがった机と椅子。決して機械によって、自動的に作り上げられるものではありません。人の手が幾重にも加わり、丁寧に丁寧に仕上げられた正真正銘手づくりの製品です。金具には耐久年度がありますが、木部は100年は持つといわれます。面倒でも、使い方を間違えず、丁寧に、うまく活用してください。作り手の想いが、使い手に伝わりますように。

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